ブルガリアから、驚くほど品質の高い“低価格ナチュール”が届きました。
しかも、3種類中2種類は、酸化防止剤無添加です!
以前より北摂ワインズでは、「安いだけではない、
本当に酒質の良いコスパワイン」をご紹介してきました。
たとえば、オーストリアのロイマーやヘイダー、
オーストラリアのリッカテッラやデリンクエンテなど。
生産者とインポーターの努力により、3,000円前後で楽しめる、
素晴らしいクオリティのワインたちです。
一方で、フランスやイタリアといったワイン大国では、
円安や戦争の影響により、コンテナ輸送費が高騰。
いまや南フランスのワインでさえ、
4,000円を超えるものも珍しくありません。
このままでは、フランスやイタリアのワインが
“日常から遠ざかる贅沢品”になりかねません。
そんな中、注目すべき新たな存在が現れました。
——ブルガリアです。
実際にこのワインをテイスティングして、正直、驚きました。
4,000円台のフランスやイタリアのワインと比べても、
思わず「これはすごい」と唸るほどの完成度。
しかも、低価格帯ながら蝋キャップ仕様という徹底した品質管理。
造り手の誠実さと自信が伝わってきます。
これから確実に注目を集めるであろう、ブルガリアのナチュラルワイン。
“価格以上の感動”を、ぜひ体験してください。
ザグレウス・ワイナリー/ブルガリア、プロヴディヴ
Zagreus Wineryは、ブルガリア・トラキア渓谷(トラキア・ヴァレー/トラキア低地)に位置する1998年設立の家族経営ワイナリーで、2013年にオーガニック認証を取得して以来、灌漑を行わずに育てたマブルッドやルカツィテリ、カベルネ・ソーヴィニヨンなどの土着品種を中心に、高品質な自然派ワインを造り続けています。
野生酵母による自然発酵や最小限のSO₂添加、無濾過・無清澄といったナチュラルワインの哲学を体現しつつ、現代的な醸造設備と伝統を融合させた革新的なアプローチが特徴で、「Santimenti」シリーズや白ワインの「Rikat」、マブルッド100%の「Vinitsa」など多彩なワインを提供しています。
また、ブドウ畑や醸造所の見学、テイスティング体験も可能で、ブルガリアの自然と伝統を尊重したワイン造りで国内外から注目を集めるワイナリーです。
● サンティメンティ D&R 2024 ● Santimenti D&R 2024 ●
● ザグレウス・ワイナリー / Zagreus Winery ●
名称:サンティメンティ D&R 2024
種類:白
生産者:ザグレウス・ワイナリー
産地:ブルガリア、プロヴディヴ
品種: ディミャット (Dimyat) 50%、ルカツィテリ (Rkatsiteli) 50%
アルコール度数:11.5%
酸化防止剤(SO2):無添加
酵母:天然酵母
容量:750ml
通常価格:2,970円(税込)
Zagreus Wineryの「Santimenti D&R」は、ブルガリア・トラキア渓谷で有機栽培され、灌漑を行わずに育てられたディミヤットとルカツィテリを50%ずつブレンドして造られる白ワインで、9月に手摘みされたブドウを果皮ごと7日間マセラシオンし、野生酵母で自然発酵、ステンレスタンクで熟成、無濾過・無清澄で仕上げ、瓶詰め前に必要最小限のSO₂を加えるだけの低介入的な製法を特徴としています。アルコール度数は約11.5%、残糖1.0g/L、総酸度8.1g/L、pH3.0と、すっきりとした酸とドライな仕上がりが印象的で、グラスからは洋梨や青リンゴ、柑橘、レモンヴェルベーヌを思わせる香りが立ち上り、口に含むとグレープフルーツの皮のほろ苦さや爽快な果実味が広がり、ほのかな果皮由来の渋みとミネラル感が心地よく調和します。軽やかでありながら複雑味も感じられるスタイルは、白身魚や鶏肉料理、ハーブを使った料理、さらには焼き野菜やスパイスを効かせた料理にも好相性で、トラキアのテロワールを自然体で映し出した一本といえます。
● サンティメンティ・マヴルッド 2024 ● Santimenti Mavrud 2024 ●
● ザグレウス・ワイナリー / Zagreus Winery ●
名称:サンティメンティ・マヴルッド 2024
種類:赤
生産者:ザグレウス・ワイナリー
産地:ブルガリア、プロヴディヴ
品種: マヴルッド100%
アルコール度数:14.0%
酸化防止剤(SO2):無添加
酵母:天然酵母
容量:750ml
通常価格:2,970円(税込)
Zagreus Wineryの「Santimenti Mavrud」は、ブルガリア・トラキア渓谷でオーガニック栽培され、灌漑を行わずに育ったマブルッド100%を使用し、手摘み収穫したブドウを野生酵母で自然発酵させ、ステンレスタンクで仕上げる無濾過・無清澄のナチュラルワインで、SO₂無添加。人為的な介入を極力排した造りが特徴です。アルコール度数は約14%、残糖3.0g/L、総酸度5.25g/L、pH3.65と力強さの中にバランスを備え、深いルビー色から立ち上るブラックチェリーやプラム、ブラックベリーの凝縮感あふれる香りに、スパイスやハーブ、リコリスのニュアンスが重なります。味わいはフルボディで豊かな果実味としっかりとしたタンニン、伸びやかな酸が調和し、余韻にはミネラル感と果実の奥行きが長く続きます。ラムやステーキなどの赤身肉やロースト料理、風味の強いチーズと相性が良く、16〜18℃でのサーブがおすすめの、トラキアのテロワールを力強く映し出した一本です。
● リカット 2024 ● Rikat 2024 ●
● ザグレウス・ワイナリー / Zagreus Winery ●
名称:リカット 2024
種類:白
生産者:ザグレウス・ワイナリー
産地:ブルガリア、プロヴディヴ
品種: ルカツィテリ100%
アルコール度数:11.5%
酸化防止剤(SO2):68mg/L
酵母:天然酵母
容量:750ml
通常価格:2,970円(税込)
「Rikat(リカット)」は、ブルガリア・トラキア渓谷にあるZagreus Wineryが造る辛口白ワインで、100%ルカツィテリ(Rkatsiteli)種を用い、9月初旬に手摘みで収穫されます。果汁は白ワイン用に処理されますが、低温下で果皮と24時間接触(プレマセレーション)させた後、天然酵母による自然発酵をステンレスタンクで行い、熟成もステンレスタンクで実施します。ワインは美しい黄金色を帯びた黄味がかかった色調で、花の香りと蜂蜜のニュアンスがあり、キリッとした酸味と調和が取れた味わいが特徴です。技術データとしてはアルコール度数11.5%、総SO₂68 mg/L、酸度7.9 g/Lを持ち、かつドライなスタイルです。
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