「熟成が乗り切ったナチュラルシャンパーニュって、本当の贅沢やわ!」
シャンパーニュの魔力!
数ある中でも、ナチュラルシャンパーニュは魅力!
さらに深く突き詰めると、
天然酵母で醸造、酸化防止剤極少量、ドサージュ0g/Lで
造られたシャンパーニュの美味しさが別次元!
そして、10年の熟成。
シャンパーニュマニアの私が大絶賛するナチュラルシャンパーニュの
生産者フィリップ・ランスロの待望のバックヴィンテージ2012年が入荷!
フィリップ・ランスロがナチュラルに切り替えた第一発目のヴィンテージ。
あのエルヴェ・ジャスティンのコンサルを受けた
最初の記念すべきヴィンテージと言うシャンパーニュ。
以前の記事はこちら↓
以前紹介したパル キャトル・シュマン2014のブラン・ド・ブランと違い、
セパージュがシャルドネ50% 、ピノ・ノワール30% 、ピノ・ムニエ20%のブレンド。
やや厚みがあり、昔懐かしのどっしりとしたシャンパーニュに仕上がっている。
ビックリするのは、くどくない甘み。
厚みがあっても、しっかりと飲み続けられる液体。
それは、多分ドサージュ0g/Lだから。
100%葡萄の純粋な甘みだけなので、違和感のある甘みを感じない。
一般的なシャンパーニュは、地域柄、寒い地域なので酸が勝ち、
糖度が乗らず、ドサージュを5g以上いれないと、
甘みを感じなくなり、味気なさを感じさせるので、
かなりの量のドサージュに頼りがち。
それはそれでいいが、私はとってつけられた甘みが苦手なのと、
葡萄とは違う甘みが、分離して口の中でベタつくので、
誤魔化されているようで、安心して落ち着いて飲めない。
フィリップランスロの畑のぶどうは、収穫を遅らせて、
成熟させてから収穫するので、
捕糖やドサージュしなくともしっかりと糖度をキープすることができる。
だから、自然の甘みがワインにしっかりと乗る。
ワイン醸造をご存知の方なら理解していただけると思いますが、
糖度が高いと酸化防止剤をある程度使わないと、
ワインがダメになる可能性があります。
だから、一般の白ワインには、
かなりの確率で酸化防止剤の添加量が多いのです。
たとえナチュラルワインといえど、白ワインって、
かなりの酸化防止剤の量が添加されているものが多いので、
気になる方は、見極めた方が良いと思います。
だから、北摂ワインズでは、全てのワインに酸化防止剤の量を、
ひとつひとつ明記しているのです。
すいません。ちょっと、話しが逸れました。
本題に戻ります。
もう一つの魅力として、
しっかり糖度が乗ったのにも関わらず、
酸化防止剤を極力抑えて醸造していることに、
葡萄の酒質や品質、葡萄へのストレス軽減に
徹底してこだわってることを感じます。
それに、ひとつひとつにロットno.が記載されてます。
このワイン、生産量がたったの2,000本。超希少!
だから、今回紹介するシャンパーニュは、
99%人工的な物を加えずに仕上げた、
しっかりとテロワールを感じさせるワイン。
しかも、10年の時を経て素晴らしい熟成が加わっている。
では、ワインの紹介!
● レ・ゾー ・デペルネ・ブリット・ナチュール2012 ● Les Hauts d’Epernay Brut Nature 2012 ●
● シャンパーニュ フィリップ・ランスロ / Champagne Philippe Lancelot ●
名称:レ・ゾー ・デペルネ・ブリット・ナチュール2012
種類:泡
生産者:フィリップ・ランスロ
産地:フランス ・シャンパーニュ
原料:シャルドネ50% 、ピノ・ノワール30% 、ピノ・ムニエ20%
アルコール度数:12.0%
畑:樹齢約35-50年
土壌:白亜質土壌と粘土石灰質土壌
酸化防止剤(SO2):12mg/L
酵母:天然酵母
容量:750ml
通常価格:13,200円(税込)
非常にバランスの取れた、輝き放っている優れたシャンパンに仕上がっています。
2012年は、フィリップ・ランスロにとってバイオダイナミック農法で生産された最初のヴィンテージ。フィリップ・ランスロは、純粋さと独自性で、各ヴィンテージのDNAをよりよく理解し、活かしきってます。樹齢35〜50年のブドウの木は、マルヌ渓谷のエペルネーのテロワール、主に斜面に植えられています。シャルドネのが真南に面し、ピノノワールとピノムニエが粘土石灰岩の土壌で栽培され、3種のブレンドでできています。
このキュヴェは最適な成熟度で収穫され、大桶とオーク樽で醸造、SO2添加は、たったの12mg/Lで、ほぼ使われていません。それは、ワインの自然なバランスを保つためです。
熟成感のあるエレガントな香りは、花ニュアンスも感じとれ、中位の酸度で、組成は柔らかく、全体にバランスが非常に良く取れている。余韻は優しく長い。黄金色と光沢のある色のこのシャンパンは、バニラとオーク、柑橘系の果物、レモンの皮、アーモンド的なニュアンスを口の中で感じ取れます。贅沢ですが、食前酒としてもよし、または油の乗った魚、甲殻類、ソフトチーズの添え物としてお楽しみいただけます。*数に限りがあります。
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