注目!ポルトガルのナチュラルワイン!
北摂ワインズでも、ポルトガルナチュールって、ほんの少ししか扱っていませんでした。
だから、ポルトガル全体のナチュラルワイン事情は皆無でした。
とあるインポーターから、営業メールがありました。
ポルトガルの本格ナチュールばかり扱うインポーターとのこと。
早速、オススメ6本を有料試飲で購入。
正直、侮ってましたが、どれもびっくりするレベルの高さ。
それも、味わったことのない、新感覚な透明感。
今まで扱ったフランスやイタリア、オーストラリア、アメリカ、
オーストリアなどには無い、新感覚の美味しさがある。
それと、聞いたことの無い品種ばかりで、
こんなにも美味しいワインがあるとは驚き!
興味がどんどん湧き上がりました。
とくに、今回紹介するフムスのペットナットロゼが絶品。
で、酸化防止剤無添加。
色も鮮やかで、果実味もしっかりとし、
ポルトガル品種独特の旨味、もちろん酸もキチンと感じられ、
中々上級のロゼペティアンです。
少しずつ、ポルトガルナチュールにはまっていきそうな予感。
さて、造り手を紹介します。
フムス / humus
ポルトガル・リスボン
ポルトガル・リスボンから北へ約1時間、大西洋からわずか20kmの場所にある
Caldas da RainhaのAlvorninhaという町のすぐそばに、
小さな家族経営の農場Quinta do Paçoがあります。
この農場はロドリゴの祖父が購入しましたが、
90年代に最初のブドウの木を斜面に植えたのはロドリゴの父親でした。
Humusを造るRodrigo Felipeは、土木技師として働いた後、
2000年代初頭にワイン作りを始めることを決意し、
ワインメーカーとなりました。
彼は、家族が所有するQuinta do Paçoの計20haに属する
9haのブドウの木を担当しています。
土壌は粘土と石灰岩が混ざったもので、大西洋からの涼しい風と高い湿度、
そして冷涼な微気候のおかげで、ブドウはより長い熟成期間を持つことができ、
レベルの高い酸味を維持することができます。
この酸味は、ロドリゴがHumusのような大胆なワインを
造ることができる大きな理由です。
2007年に有機認証を取得し、Humusを造り始めたのは2009年。
ブドウ畑では、天然の堆肥を使用し、
害虫を防ぐために必要な時だけ少量の銅と硫黄をブドウの木に塗っています。
海抜約150mの高地で栽培されているのは、
白ではアリント、フェルナン・ピレス、ヴィタル、
そして、少しだけソーヴィニヨンブラン。
赤ではカステラオン、トゥリガ・ナショナル、
ティンタ・バロッカといったポルトガルの伝統的な品種で、
わずかにシラーも含まれています。
セラーでの作業は更にシンプルです。
介入を最小限に抑え、無濾過、無清澄の状態で醸造、
瓶詰めするいわゆる「ナチュラル」なワインです。
白とロゼは直接圧搾し、樽で発酵させます。
赤は除梗して破砕し、小さなステンレスタンクで発酵させます。
その後、古いオーク樽で熟成させます。ワインは全て、
亜硫酸塩無添加で醸造されています。
葡萄が持つ本来のパワフルな酸味、果実味をどうぞお楽しみください。
では、ワインの紹介!
● ペットナット ロゼ 2020 ● PN Rose 2020 ●
● フムス / humus ●
名称:ペットナット ロゼ 2020
種類:ロゼ泡
生産者:フムス (ロドリゴ・フィリップ)
醸造地:ポルトガル /リスボン
原料:トウリガナショナル70%、カステラオン30%
アルコール度数:12.0%
酸化防止剤(SO2):無添加
酵母:天然酵母
容量:750ml
通常価格:3,850円(税込)
全房ダイレクトプレスの後、ステンレスタンクで天然酵母を使って自然発酵。
発酵が終わる前に瓶詰め。赤い果実とハーブの香りと複雑な香りを持つフルーティーなロゼペティアン。口の中でそれは非常に美味しくて、新鮮でエネルギッシュです。それは良い酸性度とよく統合された泡を示します優しい泡が理想的な食前酒になります。
野生の赤いベリー、バラの花びら、スイカの香り。貝やシーフードリゾットとの相性◎
下記にも、おすすめのナチュラルワイン・自然派ワインも随時紹介してます。
よろしければこちらもご覧ください。