ロック母娘が造る、美しく、しなやかな赤ワイン
エチケットは、かなり可愛く、印象的。
ついついジャケ買いしたくなりますよね!!!
もちろん、味わいにも、必ず感激することになります!
なにもかも、満足のいく赤ワイン。
今でも、思い出しただけで、よだれが止まりません。
見た目は色濃いが、飲んだ瞬間から、澄んだ冷たい空気を感じ、
しなやかで美しく華やか、綿密な深さ、繊細な複雑味。
口の中で、優しくまとわりつく果実、ブドウの優しい甘味、
身体も気持ちも満足感でいっぱいにしてくれます。
ナチュールに限らず、ワイン好きなら、誰もが大ファンになってしまいます!
そんな南仏ラングドックの赤ワイン。
説明しようとすればするほど、遠回りしそうなので、
まずは、飲んでみてください。
彼女たちへの理解が深まります。
では生産者の紹介!
ドメーヌ・クロヴァロン/Domaine de Clovallon
ドメーヌ・クロヴァロンは、カトリーヌ・ロックによって
南仏に創設された小さなドメーヌ。
建築家をしていたカトリーヌは、
1985年にラングドックのAOCフォジェールの北隣の村
Bedarieuxベタリューに畑付きの自宅を購入。
独学でブドウ栽培とワイン造りに乗り出しました。
ドメーヌの畑は標高250~400メートルの高地にあり、
ラングドックでも冷涼なミクロクリマで、
畑は北向きの緩やかな斜面に位置していました。
このため、ドメーヌの畑には南仏の品種よりも、
冷涼は気候の品種が向くと直感したカトリーヌは、
ピノ・ノワール、シャルドネ、ヴィオニエ、リースリングなどを
植樹していきました。
特に、ピノ・ノワールは1989年にカトリーヌ・ロックがラングドックで
初めてピノ・ノワールを植樹して栽培を始めました。
仏ラングドックで自ら栽培したピノ・ノワールをワインにした最初の醸造家!
『 めちゃめちゃ凄くないですか? 』
クロヴァロンでは設立当初よりビオロジックを実践し、
その後、完全なビオディナミへと移行。
現在は全ての畑でデメテールの認証を受けています。
続きまして、ワインの紹介!
● レ・ザンディジェーヌ 2020 ● Les Indigènes 2020 ●
● ドメーヌ・クロヴァロン / Domaine de Clovallon ●
名称:レ・ザンディジェーヌ 2020
種類:赤
生産者:ドメーヌ・クロヴァロン(カトリーヌ&アリックス・ロック)
醸造地:フランス /ラングドック
品種:約200年前に植樹された15種以上の地場品種が栽培されるクロから、フィールド・ブレンドで醸造された特異なキュヴェ。
アルコール度数:12.5%
酸化防止剤(SO2):無添加
酵母:天然酵母
容量:750ml
通常価格:3,630円(税込)
レ・ザンディジェンヌは、ドメーヌがあるベタリューの町を見下ろす丘の頂にある1haに満たないクロの畑から生まれる。石垣と果物の木によって人目から遮断されたこのクロには、約200年前に植樹された15種類以上の地場品種が、黒も白もグリ系ブドウも全て混植された状態で栽培されています。そして、自根のブドウ木も多く含まれています。品種が特定されていなかった昔のままに、フィールドブレンドで、全ての品種が一緒に収穫され、一緒に醸造されます。発酵は野生酵母のみでステンレスタンで行い、小樽(新樽は用いない)で熟成。酵素や培養酵母、酒石酸、濃縮物、矯正剤、安定剤、その他の醸造添加物は一切付け加えずに醸造。マセラションはアンフュージョンでソフトに行う。熟成後、無清澄・無濾過、SO2も無添加で瓶詰め。2019年物の収穫日は9月27日。総生産量は8,500本。
ジャケットの可愛さだけでなく、味わいは、複雑で進化する香り、黒い果実、スパイス、芳香性のハーブ、森林にいるような静かで冷たい果実感、濃厚で濃縮されたジュース、絹のようなタンニン。しっかりとした構造で、まっすぐな味わいでおいしい。色んな品種が混植されているだけあって、非常に細やかな複雑味を感じ、エネルギーと自発性に満ちたこのワインは非常に印象的。
今の美味しさもさることながら、熟成して試してみたいと思うほど、楽しめるワイン。
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