ボタニカルハードリカー!~酒豪のボタニカル女子にオススメ!~笑
このジン、どう言うこと?
まろやかで、華やかさがふわぁ~と漂う感じ。品の良さは天下一品。
昔、ジンにハマって2~3カ月間、色々な種類を買いあさって飲んでいた時期がありました。ピンキリでしたが、このジンは次元が違う。昔と今の差でもない。
そもそも、造り方が、非常に特殊で丁寧!大袈裟な話ではなく、最高のジンだと思います。それでもって、原料のほとんどはボタニカル、いわゆる自然のまま生成された花や柑橘を使っている。
自然派なジンである。滅多に出会わないシロモノ。
美味しさに感動、自然派に感動!だから、ナチュラル志向のお酒好きにオススメした過ぎる。もっと言うと、酒豪のボタニカル女子がいたら、真っ先に手にとって飲んでもらいたい。
本当に美味しい。香りも味わいも、柔らかく華やか!
北摂ワインズも、ワインばかりでなく、この様なボタニカルなハードリカーも紹介していきたいと思って色々と探しております。
もう、自然派の酒好きさん&酒豪さん、これを機会に、ちょっとだけ壁を乗り越えて、こっち側の新しい世界へ早く来てくださいな!自然派の新しいお酒の飲み方を自分なりに見つけてくださいませ。
ご紹介するこのジンの名はSTIN。
2017年に創設された若い会社で、プロデューサー兼製造者のJohannes FirmenichとReinhard Jagerhoferによって始まりました。会社の名前であり、このジンの名前でもあるSTINは、彼らの生まれ故郷のStyriaのSTとGINのINをドッキングしてネーミングされました。
原料は、クオリティを高くする為に、彼らの故郷であるオーストリアのスティリア産のエルダーフラワーとリンゴなど28種類のボタニカルによって形成されています。
だから、とてもフルーティで柑橘系の香りもあります。
製造方法は、トウモロコシ原料の96度のベーススピリッツに上記のボタニカルを入れて、数日間マサラシオンし、ボタニカルを除去します。
で、ここがポイント!
小さな50L銅製単式蒸留器で非常にゆっくり蒸留します。それによって、最大級のアロマが抽出されます。蒸留後にフレーバーや砂糖が添加されることはありません。添加物は一切加えない。
ちょっと余談ですが、イタリアで言うと、亡くなられたロマーノ・レヴィさんのグラッパも単式蒸留器で造られていたので、同じ質感を感じました。
生産者のオススメの飲み方は、ロックだそうです。
アルコール度数は47%あるのですが、ロックで飲んでも滑らかな口当たり、ほんのりと自然の甘みを感じる。ジントニックにする場合には、砂糖が少量しか使われてないトニックウォーターを使用して飲んで欲しいそうです。
種類:ジン
容量:500ml
Acl:47度
価格:7,000円(税抜)
*2018ワールドスピリッツアワードでベストロンドンドライジンに選出。スピリッツオブザイヤー2018&ワールドスピリッツアワード2018では金賞受賞。
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