強めのアルコールと酸が輪郭を作り出していて、
ミネラルの旨味が美しくめっちゃくちゃ美味しいロゼ泡。
先日、ソーヴィニヨンブランの名手として紹介させていただいた
仏ロワールの女性醸造家ノエラ・モランタン!
実は、このガメイ種で造られたロゼ泡も絶品で、
どのタイミングで紹介しようかと、悩んでおりましたが、
待てず、リリースいたします。
実は、このワインの2020VTも、
約2年前に入荷してからじっくり寝かせておいた
とっておきのキュヴェです。
同じガメイ種の新VTも2020VTを両方がバランスよく、
飲み比べて欲しいです。合わせてご紹介いたします。
先日、ソーヴィニヨン・ブランの名手としてご紹介した
フランス・ロワール地方の女性醸造家、Noëlla Morantin。
実は彼女の才能は白ワインだけにとどまらず、
ガメイ種で造られたロゼのペティアン・ナチュレル(自然発泡ワイン)
「VDF Pétillant Naturel Marie Rose」も絶品なんです!
● マリー・ローズ2020 ●VDF Pétillant naturel 2020 Marie Rose●
● ノエラ・モランタン / Noëlla MORANTIN ●
名称:マリー・ローズ2020
種類:ロゼ泡
生産者:ノエラ・モランタン
産地:フランス・ロワール
品種:ガメイ100%
アルコール度数:12.2%
酸化防止剤(SO2):10mg/L
酵母:天然酵母
容量:750ml
通常価格:5,531円(税込)
品種はガメイ。樹齢約30年の古木から得られるブドウを使用し、シレックスを含む粘土質土壌で育まれています。アルコール度数は12.2%。一次発酵は自然酵母でファイバータンクにて8日間行い、その後、瓶内で18ヶ月間の熟成と二次発酵を経て、2022年4月にデゴルジュマン(澱引き)されています。
グラスに注ぐと、透明感のある淡いサーモンピンク。リュバーブやアセロラの赤系果実に、カシューナッツや焼き立てのパンの香ばしさが重なり、繊細で食欲をそそるアロマが広がります。口に含むと、シャープで切れ味のある酸が印象的。塩気を感じさせるスレンダーなエキスと、鉱物的なミネラルが骨格をつくり、勢いのあるきめ細かい泡がその味わいを包み込みます。全体に洗練された緊張感と躍動感が感じられるスタイルです。
収穫日は9月8日。収量は66hL/haと健全なヴィンテージ。残糖は0.6g/Lの超辛口仕上げ。使用されたブドウは、ビオ栽培を実践するジュリアン・モローから購入したもの。SO₂はデゴルジュマン後に10mg/Lのみ添加、ノンフィルターで瓶詰めされています。ガス圧は5.5bar。
ワイン名の「ロゼ・マリー」は、ノエラの母方の祖母ローズ(Rose)と、ロゼワイン(Rosé)をかけたもの。さらに父方の祖母マリー(Marie)の名も重ねて名付けられています。生産者のおすすめペアリングは、アペリティフや魚介のプラトー盛り合わせ、そしてフレッシュなシェーヴルチーズなど。飲み頃は2023年から2026年、供出温度は7℃前後がおすすめです。
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● マリー・ローズ2023 ●VDF Pétillant naturel 2023 Marie Rose●
● ノエラ・モランタン / Noëlla MORANTIN ●
名称:マリー・ローズ2023
種類:ロゼ泡
生産者:ノエラ・モランタン
産地:フランス・ロワール
品種:ガメイ100%
アルコール度数:13.0%
酸化防止剤(SO2):10mg/L
酵母:天然酵母
容量:750ml
通常価格:5,531円(税込)
このワインは、ガメイを使用し、アルコール度数は13%。ブドウは樹齢33年の木から収穫され、シレックス混じりの粘土質土壌で育ちました。収穫日は9月10日とやや早熟でしたが、収量は50hl/haと豊作でした。
醸造は、ファイバータンクで自然酵母による一次発酵を14日間行い、その後、瓶内で11ヶ月間の二次発酵・熟成を経ています。デゴルジュマンは2024年8月の予定。残糖は0.5g/L以下と超辛口で、ガス圧は5.8bar。デゴルジュマン後にSO₂を10 mg/L添加し、ノンフィルターで仕上げています。
グラスに注ぐと、透明感のあるサーモンピンクの色合い。リュバーブ、アセロラ、トマト、カシューナッツの香りが繊細に広がります。味わいはドライで、ピュアなエキスがなめらかに口の中に広がり、柔らかくきめ細やかな泡が心地よい印象を与えます。酸はスッと伸びるように繊細で、ほのかに感じる苦みと鉱物的なミネラルの旨味が美しく調和しています。
ノエラ・モランタン自身がが提案するマリアージュは、スモークサーモンやナンチュア風クネル。魚介の旨味やクリーミーなソースと絶妙に寄り添います。飲み頃は2025年から2028年まで。供出温度は7℃程度がおすすめです。このワインの名前には、生産者ノエラの祖母への想いが込められています。母方の祖母「ローズ」の名とロゼワインを掛け合わせ、さらに父方の祖母「マリー」の名を組み合わせて名付けられました。ブドウは、ビオ栽培を手がけるジュリアン・モローから調達。自然の力を最大限に生かし、丁寧に仕上げられた一本です。
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どちらもNoëlla Morantinらしいガメイの魅力が詰まっていますが、2023年は「軽快さ」、2020年は「複雑さと力強さ」が際立つ違いがあります。飲み比べると、ヴィンテージごとの個性が際立って楽しいですよ!
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