これは、いい赤ワインだ！
なんだか、こんなワインを求めてたような気がした。
濃くて、旨みが詰まっている。
昔々のだいぶ良いワインの要素と、ナチュールの素晴らしさが、
ちゃんと引き出されてる感じ。濃いのに飲み心地はスムーズ！
R1年8月からシリーズ化しました『アトリエオッペ萩野氏×北摂ワインズコラボ企画』
R4年12月のオススメワイン！第39回目
アトリエオッぺ萩野浩之さんについて詳しくは、下記写真をクリック下さい。
どのインポーターで、どのワインが紹介されるのか、
毎月の連絡が待ち遠しいトミヅルです。
今回の萩野さん紹介ワイン＆ワイナリー
アレクサンドル・オット／フランス／ローヌ地方 （タヴェル）
「 リラック 2020 」
ここから萩野浩之さんの紹介文
数か月前に、「自然派ワインは中間色がおもしろい！」ということで、
濃い白～オレンジ～ロゼ～淡い赤までのぼんやりした
色合いの自然派ワインの魅力について、お話ししました。
中間色の自然派ワインは、必ずと言っていいほど、
意外な味わいに出会うことになります。
その「意外性を楽しむ」ことが、
自然派ワインならではの魅力であると言ってもいいでしょう。
ところがこのワインは、
飛び切り濃厚、濃密でかなりインパクトのある赤で、
どちらかというと私は濃いワインは避ける傾向にあるのですが、
このワインは全く別物！
濃くて複雑で強いワインなのに飲み心地がよい、
このギャップがたまりません！！
ロゼワインで有名なタヴェルの隣町が「リラック」。
「タヴェル」といえば、
フランスのヴァンナチュール ラヴァーはみんな大好きな造り手、
「ラングロール」が有名。
アレクサンドル オットは、
そのラングロールにブドウを提供している栽培農家なのですが、
2019年から自ら醸造、瓶詰めを始め、
旨味の詰まったエレガントなロゼや、濃密な赤ワインを造っています。
このワインは色も見るからに深く濃く、
キノコやハーブを感じさせる香りも大変落ち着いていて、
口の中に入れた瞬間に、完全に熟したブドウのピュアな味わいが、
ストレートに伝わってきます。
でもただ濃いだけでなく、
あらゆる要素が凝縮した複雑な味わいと同時に感じる緻密さ、
繊細さ、そして旨味があり、
最後は飲み心地のよさに変わっていくという、
そのギャップがとても楽しいです。
合わせる料理は、やはりジビエや煮込み料理がいい思いますが、
醤油を使ったテリヤキ的なソースにもいいと思います。
これからの寒い時期に濃厚な赤ワインをと思われる方には、
是非ともおすすめです！
アレクサンドル オットについて詳しくは↓
ワインの紹介！
● リラック 2020 ● LIRAC2020 ●
● アレクサンドル・オット / Alexandre Hote ●
名称：リラック 2020
種類：赤
生産者：アレクサンドル・オット
産地：フランス／コート・デュ・ローヌ地方 （タヴェル）
原料：シラー80％、グルナッシュ20％
アルコール度数:15.0%
酸化防止剤(SO2)：17mg/L
酵母：天然酵母
容量：750ml
通常価格：5,280円（税込）
粘土質石灰土壌の上に大きな石の層が堆積する区画“ブノア”のぶどう。僅かに過熟気味のぶどうが、深い味わいのテロワールを表現している。軽く破砕し果梗と共にルモンタージュとデレスタージュ定期的に実施しながら15日間醸し発酵。プレス後40％はブルゴーニュ樽“シャサン”、残りはタンクで１年バトナージュしながら熟成。
紫掛かった深いルビーの色調。ブルーベリーやブラックベリーのとても熟した黒果実風味豊か。軽く木樽やシナモンの香りを感じ、熟成すると動物的香りになりそう。熟し凝縮した果実感が口中に溢れ、ユーカリやオリーブなどの香りと相まってとてもアロマティック。熟した果実にハーブ感が混じり合ったエレガントでリッチな味わい。
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