ロイマーのワインを飲む度に思うことは、
どのワインも凄く穏やかで安定感がある。全くブレがない。
今回新たにリリースされたロイマーのピノノワールは、
さすがのロイマーらしいワインとしてのかなり高い品質を感じる。
柔らかく涼しげで、かなり綺麗なタンニン、
静かだが、その静かさが絶妙に気持ちいい味わい。
空気に触れていくとゆっくりと開いてくるあたりが、
葡萄にストレスかけずに醸造しているのがわかる。
酸もしかり、心地よい酸が安定して伝わってくる。
派手さはないが、超優秀なピノノワールといえる。
樽香や強めのタンニンを求めるピノノワール愛好家には、
全く伝わらない味わいかもしれない。
この繊細なピノノワールの魅力は、
産地がオーストリアであって、ロイマーならではの個性。
唯一無二のピノノワールを是非とも味わってほしいです。
それでもって、この味わいで、この価格は、絶対に他ではない。
ピノノワールファン、ナチュラルワインで綺麗な赤ワインが好きな方、
手にとってみてください。納得いくはずです。
生産者フレッド・ロイマーについて詳しくは以前の記事をご覧ください。
では、ワインの紹介!
● グンポルツキルヘン ピノ・ノワール 2018 ● Gumpoldskirchen Pinot Noir 2018 ●
● フレッド・ロイマー / FREDLOIMER ●
名称:グンポルツキルヘン ピノ・ノワール 2018
種類:赤
生産者:フレッド・ロイマー
産地:オーストリア ・ ニーダーエスタライヒ州・カンプタール&テルメンレギオン
原料:ピノ・ノワール 100%
アルコール度数:12.5%
酸化防止剤(SO2):60mg/L
酵母:天然酵母
容量:750ml
通常価格:3,416円(税込)
畑エリア:グンポルツキルヘン 土壌:高山帯土壌、石灰岩の砂利(粘土)、砂利 樹齢:7-15年
2018年8月下旬に手摘みで収穫。30%は茎と共に全房、残り70%は除梗して木製で30°Cにて天然酵母による自然発酵。300lのオーク樽にて全ての澱と共に12 か月熟成後、細かな澱と共に9 カ月間熟成。無清澄、無ろ過で2020年6 月にボトリング。 淡いチェリーレッドの色。 濃いベリー系とチェリーのアロマ、ほんの僅かなスモーキーさ。控えめな赤いベリーのニュアンス。バランスの取れた酸と豊富なミネラル。柔らかなタンニンと滑らかなストラクチャー。
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