とびっきりナチュラル感あるロゼ、絶妙な微発砲がちょうどいい!
R1年8月からシリーズ化しました『アトリエオッペ萩野氏×北摂ワインズコラボ企画』
R4年8月のオススメワイン!第35回目
アトリエオッぺ萩野浩之さんについて詳しくは、下記写真をクリック下さい。
どのインポーターで、どのワインが紹介されるのか、
毎月の連絡が待ち遠しいトミヅルです。
今回の萩野さん紹介ワイン&ワイナリー
ディナモ/イタリア/ウンブリア州
「エレットリコ 2019 」
ここから萩野浩之さんの紹介文
中部イタリアのウンブリア州。
イタリア半島のちょうどド真ん中に位置する、
トラジメーノ湖という大きな湖の近くにあるノフリーニ家の畑で、
自身のワインも造りながら、
ナチュラルなワイン造りのコンサルも行うこの地域の第一人者、
ダニーロ マルクッチ氏が行う農業プログラムを、「ディナモ」と呼んでいます。
「ガメイ デ トラジメーノ」というとてもマイナーな、
でも自然派ワイン好きとしては興味津々なブドウ品種と、
サンジョヴェーゼが半々のブレンド。
実は同生産者が造る同じブドウ品種の、
色も味も非常に濃厚な赤ワインがあるのですが、
このロゼは黒ブドウを絞った果汁だけを発酵させ、
極力色が出ないように造っているので、
カテゴリー的には黒ブドウで造った白ワイン
(※ブラン ド ノワール)とも言えます。
「微発泡」と言っても実際は「微微微発泡」くらいのわずかな発泡で、
でもそのおかげで、夏の「喉が渇いた時にまず1杯!」にぴったりな、
清涼感と軽やかさが感じられます。
香りはとても穏やかですが、
味はとてもドライでバランスがよく、
柔らかい果実味とほのかな苦みもあり、
亜硫酸無添加で身体になじみやすく、
合う料理はやはりカポナータ(フランスで言うラタトゥイユ)や、
白身魚のカルパッチョですね。
1リットルサイズで飲みごたえ十分!!
泡が無くなってもブドウの味が本当に美味しいので、
何日かに分けてゆっくりと楽しむことも出来ます。
暑いこの時期に大活躍のワインです!
生産者の紹介!
<ディナモ農業プログラムについて>
ダニーロ・マルクッチとダニーロ家のコラボレーションによるディナモ農業プログラム。
この「ディナモ農業プログラム」の中心人物であるダニーロ・マルクッチ。
彼は有名ではなく、脚光を浴びることも求めていませんが、
おそらくイタリア国内でも最も重要で影響力のある生産者である。
40年以上のブドウ栽培とワインの仕事に携わってきたダニーロ・マルクッチは、
子どもの頃に祖父と一緒に造ったようなワインを取り入れたいと考えていました。
“祖父と一緒に初めてワインを作りました。
おやつは自家製のパンをワインと少量の砂糖に浸して食べました。
1976 年当時、ワインは自然なものであり、
なおかつ 1 日の食料価値が高く、誰にとっても、
特に農作業の重労働の日々に対応するための大切なエネルギー源、
身体と心のエネルギーだったのです。
トラジメーノ湖の東に位置する標高の高いブドウ畑で、
ダニーロ・ノフリーニと彼の子供たちのレイチェルとシモーネとマルクッチは、
高い栄養価とエネルギー価を持つピュアでナチュラルなワインを
目指す農業プログラムの構築に成功しました。
大地とウンブリアの田園地帯の謙虚で
控えめな人々のシンプルな物語から生まれたワイン。
地元の赤ブドウ、ガメイ・デル・トラシメーノ
(グルナッシュの歴史的な誤った名前の品種)を使っています。
ディナモのワインは、
1860年にダイナモを発明した
イタリアの物理学者アントニオ・パチノッティ
の研究にインスパイアされています。
ダイナモとは、
シンプルなメカニズムで純粋かつクリーンで
再生可能な エネルギーを生み出す直流発電機です。
今まで築いてきた自然派ワインの力を借りて、
自分の原点に立ち返るという刺激的なアイデアです。
ダニーロ・マルクッチ
<ディナモ農業プログラムの中心人物 ダニーロ・マルクッチについて>
農家のワイン.オールドファッションでありながらシンプル。
少年の頃、ダニーロは頑丈なウンブリア人の祖父が
昔ながらの方法でワインを作るのを見て、
手伝ったことを覚えています…それでも何かが欠けていました。
第二次世界大戦後の時代にワイン造りは、
「現代的な」操作、
いわゆる厳選された酵母、二酸化硫黄添加、化学農薬使&化学肥料使用で
ワイン造りでの労力や醸造などがショートカットされて、
「世界で最も偉大なワイン(ブルゴーニュ、ボルドー、シャンパーニュなど)」
として販売されていたワインに使用されている添加物や調整剤の量にがっかりしました。
彼は何かを変える必要があると思い、行動を起こしたかったのです。
「真のワイン」、「自然なワイン」、、、学ぶことを決意したダニーロは、
イタリアワインの古い自然派のワイン生産者で
最も神話的な「マスター」の何人かを訪ね始めました。
これらは少数の熱心なマニアのみが知っている生産者であり、
真にナチュラルワインにおけるカルト的な生産者でした。
インターネットも、Instagramも、宣伝もありませんので、多くの場合、
これらの生産者の伝承がどのように伝えられたかは、口コミだけです。
今日、ダニーロの偉大な巨匠たち
” ヴァレティーニ、マガ、カペラーノ、マッサ ヴェッキア、マウレ、マッティオーリ “
が脚光を浴びていますが、20年前には、彼らはほとんど知られていませんでした。
ダニーロはプロジェクトを開始し始めて、
計り知れない可能性を秘めた生産者、家族、土地を見つけますが、
その可能性を実現されていませんでした。
ダニーロは最初に、
ウンブリア南部のコッリ マルターニにある
彼の家族の世代の古い隣人に目を向けました。
そこで彼は、小さいながらも非常に尊敬されている
コレカプレッタ ワイナリーのマッティオーリ家を見つけました。
完全に自然なワイン造りの方法を
ヴィットリオ・マッティオーリと手を取り合って学びました。
自分たちの家畜が作った堆肥だけを使った農業、
ブドウの木の剪定、温度管理なしでの醸造、酵母、
酵素の添加などは一切ありません。
ワインは彼がこれまでに知った中で最も純粋であり、
地元の伝統、ハイパー・リージョナリズムの激しい感覚で
自然なワインのビジョンを拡大するためのインスピレーション
と出発点として役立ちました。
ここから、
ダニーロのナチュラルワイン造りの旅がゆっくりと形成されていきます。
今後も彼の活躍、彼が手がけるワインを楽しみにしてください。
では、ワインの紹介!
● エレットリコ ロザートペットナット2019 ● ELETTRIKO Rosato Pet-Nat ’19 ●
● ディナモ / Dinamo ●
名称:エレットリコ 2019
種類:ロゼ・微発泡
生産者:ディナモ
産地:イタリア・ウンブリア州
原料:ガメイ・デ・トラシメーノ 50%、サンジョヴェーゼ 50%
アルコール度数:12.0%
酸化防止剤(SO2):無添加
酵母:天然酵母
容量:1000ml
通常価格:4,070円(税込)
「ガメイ デ トラジメーノ」というとてもマイナーな、でも自然派ワイン好きとしては興味津々なブドウ品種と、サンジョヴェーゼが半々のブレンド。このロゼは黒ブドウを絞った果汁だけを発酵させ、極力色が出ないように造っているので、カテゴリー的には黒ブドウで造った白ワイン(※ブラン ド ノワール)とも言えます。
「微発泡」と言っても実際は「微微微発泡」くらいのわずかな発泡で、でもそのおかげで、夏の「喉が渇いた時にまず1杯!」にぴったりな、清涼感と軽やかさが感じられます。
香りはとても穏やかですが、味はとてもドライでバランスがよく、柔らかい果実味とほのかな苦みもあり、亜硫酸無添加で身体になじみやすく、合う料理はやはりカポナータ(フランスで言うラタトゥイユ)や、白身魚のカルパッチョですね。1リットルサイズで飲みごたえ十分!!
泡が無くなってもブドウの味が本当に美味しいので、何日かに分けてゆっくりと楽しむことも出来ます。暑い時期に大活躍のワインです!
天然酵母での発酵、ダイレクトプレス 、ステンレスタンクで一次発酵 収穫時に凍らせたマストで瓶内二次発酵 デゴルジュマン無し、SO2 無添加
下記にも、おすすめのナチュラルワイン・自然派ワインも随時紹介してます。
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