「アルド・ヴィオラが造っている本当に美味しい泡!!!」
私が大好きな造り手のひとり、
伊シチリアの生産者アルド・ヴィオラ。
彼が造るワインは、全て魅力的で、
大人の雰囲気が漂う上質さをビシビシ感じる、
官能的な味わいなのだ。
ワイン造りのセンスは、天才的だと思います。
しかし、彼の抱くイメージが高すぎて、
私たちが感動したワインでも、
もうちょっと何とか出来たのではないかと思うそうです。
いやいや、十分に楽しませてもらってますよ!と言いたい。
今回入荷したのは、フリッツァンテ。
飲んだ瞬間にわかってしまう上質な液体。
誰もが、めちゃくちゃ良い葡萄であることを感じとれます。
実は、このワインに使われている葡萄は、
本来なら最上級のワインに使う葡萄を使用しているそう。
なのに、3000円代と、信じられない価格設定。
大人の雰囲気漂う上質感、極上のセンスある造り、
輪郭があり、安心して楽しめる泡。
こんな上質な泡はが、こんな価格で飲める贅沢感。
ありがたや、ありがたや。
生産者については、以前の記事をご覧ください↓
https://hokusetsuwines.com/?p=6044
ではワインの紹介!
● ブルット 2021 ● BRUTTO 2021 ●
● アルド・ヴィオラ / Aldo Viola ●
名称:ブルット 2021
種類:白濁泡
生産者:アルド・ヴィオラ
産地:イタリア/シチリア州トラーパニ県アルカモ
原料:カタラット100%
アルコール度数:12.0%
酸化防止剤(SO2):無添加
酵母:天然酵母
容量:750ml
通常価格:3,850円(税込)
ドライでビターなアヒルラベルのフリッツァンテ
メトド・アンセストラーレ。フリッツァンテ。ティンピ・ロッシと呼ばれる粘土質を含んだ石灰砂質土壌の畑のカタラットを使用。9月中に手摘みで収穫。ステンレスタンクで発酵&熟成。澱引き無し。ノンフィルター。このワインは微発泡で、スプマンテ・ブリュットに似ているため、アルドがそれをもじって、ブルット(醜い)と名づけました。ラベルは童話醜いアヒルの子から。
アルドという男はキャッチーなワインからは程遠いキャラだと思っていたのでこのブルットのリリース当初(2~3年前)はまさかアルドがフリッツァンテを造るなんて!?と驚いたものです。しかもシヴァ・ビアンコを生み出すティンピ・ロッシという偉大な畑のカタラット…もしかして超際どい変化球なフリッツァンテかも?と恐る恐る輸入しました。飲んでみるとドストレートな美味しさに逆に驚きました。超明快。ナチュラルな澱ありフリッツァンテのお手本のようなワインです。
今回の21年も飛び切りな美味しさ。前年よりも果物感が強い香り。甘夏、キンカンなどの爽やかさMax。澱を溶け込ませるとクリーミーで柔和な果実感。軽やかだけどジューシーで満足感が強い感じでした。美味しすぎます…。アルドという男はシビアでシリアスな面とジェントルさんな面、そして子供のようなお茶目な面も持ち合わせている男だと先月の訪問であらためてちょっと理解を深めました。このフリッツァンテも彼の多面性が生み出すワインなのだと思いました。本当に魅力的で面白い男です。
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