程よい熟成感、柑橘系の酸味、柔らかな泡。
まさしく、麦で出来たペティアンやわ!
箕面ビールがアメリカから細長いフーダータンク(木製熟成樽)
を輸入し、熟成ビール造りを始めてから2年半。
第1号でシャンパーニュのような仕上がりを見せたピルスナーに続き、
ついに第8弾となる「究極の熟成ビール」が誕生しました。
箕面ビールの社長・かおりさんと、ドメーヌ・オヤマダの小山田さんは、
長年の親しい関係から「オヤマダベリーズ」シリーズとして
シーズナルビールを定期的に醸造。
その延長線上で、今回はフーダータンクを使用し、
ドメーヌ・オヤマダのBOW2023で使用しているカベルネ・フラン由来の自然酵母で
発酵させた熟成ビールを完成させました。
この話を聞いて、箕面ビール、ドメーヌ・オヤマダ、日本ワイン、
ナチュラルワインが好きな方なら、興味を持たずにはいられないはず。
ビール酵母を使わずに造られたこのビールは、まるで【麦を使ったペティアン】のよう。
ナチュラルワインにも通じる奥深さ、整ったフレーバー、
心地よい酸味とわずかなタンニンが絶妙に調和し、まさに至高の味わいです。
優れた箕面ビールの醸造技術、日本ワイン特有の自然酵母、
そして日本のビール業界にはほとんど存在しなかった熟成スタイル。
このビールは、フーダータンクで約13ヶ月熟成し、
さらに約10ヶ月の瓶内二次発酵を経て完成。樽熟→瓶熟で計23ヶ月熟成!。
まるで、シャンパーニュの醸造法!
さらに、昨年のWBC(ワールド・ビア・カップ)で
ピルスナーが3位入賞した箕面ビールの実力が詰まった一本。
どの要素をとっても、好きな人にはたまらないポイントばかりです。
シャンパーニュやペティアンのような熟成ビール、
その奥深い魅力をぜひ多くの人に味わってもらいたいと思います。
● バトン 008●BATON 008●
●箕面ビール / Minoh-Beer ●
名称:バトン 008
種類:発泡酒(麦芽使用率50%以上)
生産者:箕面ビール、ドメーヌ・オヤマダ(小山田 幸紀)
葡萄産地:日本・山梨県甲州市
醸造地:日本・箕面市
Base Beer:Oyamada Berries
品種:麦芽、ホップ、糖類、ぶどう
酵母:カベルネフラン天然酵母
熟成:Foederで約13ヶ月熟成、発酵:瓶内二次発酵(約10ヶ月 瓶内二次発酵)
【Foeder Age】約13ヶ月、【Bottle Condition】2024年3月6日
【ボトルガス圧】2.0bar(通常の箕面ビールよりは少し大人しめのガス圧です)
アルコール度数:6.5%
賞味期限:なし
容量:750ml
通常価格:2,786円(税込)
通常のビールとは製法も概念も真逆なBATON。ステンレスタンクで発酵させたビールをFoeder(木製タンク)で3ヶ月から半年熟成させた後、さらにボトルで3ヶ月程、瓶内二次発酵をおこないます。木製タンク内には酵母や乳酸菌といった微生物が住み着き、複雑で奥行きのあるフレーバーが生まれます。さまざまな工程を紡いで生まれるバトンリレー。また、木のタンクには、今回使った酵母も生き続け、次のビールを育てる大切な役割として受け継がれます。これも自然がつくる唯一無二のバトンリレー。仕込みから瓶詰めまで最低でも半年以上の時間と自然が織りなす発酵の面白さ、ビールの世界はまだまだ奥深く、体験したことのない新しいテイストをぜひ思い思いのタイミングでお楽しみください。
「BATON 008」は、ワイナリー「ドメーヌ・オヤマダ」のブドウ(カベルネフラン)を使用し、自然酵母のみで発酵させたビール「Oyamada Berries」を約13ヶ月フーダー(木製発酵槽)で熟成し、その後10ヶ月瓶内二次発酵させた発泡酒。
穏やかなオーク香、ほのかなタンニンと酸味が特徴で、フルーティーな果実味と複雑な風味が楽しめる。アルコール度数は6.5%。ガス圧はやや控えめ。保管は冷蔵または15℃前後のセラーで、飲む前に4~8℃に冷やすのがおすすめ。瓶内二次発酵による澱があるため、沈めるか混ぜて風味を楽しめる。まさに、麦で出来たペティアン!ナチュラルワイン、日本ワインファン、地ビールファン必見!
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