私は、大のピノドニス好き!
あのトロみ、透明感、見た目ではわからない果実感。
で今回は、ナチュラルワインファンならご存知、
あのパタポンで有名なドメーヌ・ル・ブリゾーがリリースするピノドニス。
このワインの仕上がりはヴァンドソワフそのもの。
では、まず、生産者の紹介!
ドメーヌ・ル・ブリゾー & ナナ・ヴァン。。。
フランス・ロワール。。。
ナタリー・ゴビシェールは、
ドメーヌ・ル・ブリゾー&ナナ・ヴァンのオーナーであり、
生産地はロワール地方のマルソン村です。
ドメーヌの畑は9 haで、南向きの小高い丘の斜面に位置しています。
土壌は粘土質でシレックスが覆い、
その下に石灰質と原岩盤が存在します。
気候は穏やかで、
ロワール川と地上の温暖差による霧がブドウに影響を与えます。。。
ナナ・ヴァンは、ネゴシアンであり、
ベジエ近郊のアスピランに醸造所があります。
主にエミール・レディアのブドウを使用し、
地中海性気候と季節風による乾燥がワイン生産に適しています。
エミールの畑には力強いワインを生み出す楕円形の石の区画と
繊細なワインを生み出す玄武岩の区画があります。。。
ナタリーは、
2001年にクリスチャン・ショサールと出会い、
2002年にドメーヌ・ル・ブリゾーを立ち上げました。。。
2012年にクリスチャンが亡くなり、
ナタリーがドメーヌを引き継ぎました。
2015年にエミール・レディアと再婚し、
ロワールとラングドックでワインを生産しています。。。
現在、ナタリーはドメーヌの畑と醸造、
そしてネゴシアンの醸造を管理しています。
彼女はロワールとラングドックを行き来しながら作業を行っており、
従業員や他のワイン生産者との連絡を密に取り合っています。。。
ドメーヌのブドウ品種にはシュナン、
シャルドネ、ピノドニス、ガメイ、コーがあり、
ネゴシアンでは、
テレット、サンソー、クレレット、シュナンを使用しています。。。
ドメーヌのスタイルはテロワール重視で、
ネゴシアンはナタリー自身のキャラクターを追求しています。。。
では、ワインの紹介!。。
● ドメーヌ・ル・ブリゾー ●
名称:ママ・ムシ 2021 。
種類:赤。
生産者:ドメーヌ・ル・ブリゾー。
産地:フランス・ロワール地方 。
原料:ピノドニス100%。
アルコール度数:12.0%。
酸化防止剤(SO2):20mg/L。
酵母:天然酵母。
容量:750ml。
通常価格:4,052円(税込)。
「樹齢10年〜12年のブリゾー赤のトップテロワール、モルティエの区画で栽培されたピノ・ドニスを使用し、シレックス混じりの粘土質・石灰質の土壌で育てました。マセラシオンはステンレスタンクで3週間行い、醗酵は自然酵母を使用して3週間かけて行いました。その後、ステンレスタンクで12ヶ月間熟成させました。飲み頃は2023年〜2028年で、理想的なサービス温度は14℃です。色合いは透明感のあるルビー色で、フランボワーズ、赤味噌、海藻、鉱石の香りが感じられます。。。
このワインはピュアで明るくフレッシュな味わいであり、ジューシーな果実味が感じられます。キュートな酸とほんのりビターなミネラルが広がり、アフターを引き締めます。マリアージュの提案としては、ツナとトマトのブルスケッタ、カエル腿肉のソテー、プールオポなどがおすすめです。。。
このワインは、収穫日は10月24日であり、収量は40hL/haです。モルティエの区画はクリスチャンが生前最後に植えたピノ・ドニスだけで造られた特別なエリアです。ワインの名前は、元舞台女優のナタリーが一番好きなモリエールの劇作「町人貴族 」に登場する似非トルコ王子であるママ・ムシから名付けられました。。。
瓶詰め時にSO2は20ミリグラムパーℓ、添加され、軽くフィルタリングされています。
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