R1年8月からシリーズ化しました
『アトリエオッペ萩野氏×北摂ワインズコラボ、おすすめワイン企画』
R6年4月のオススメワイン!第50回目
アトリエオッぺ萩野浩之さんについて詳しくは、下記写真をクリック下さい。
どのインポーターで、どのワインが紹介されるのか、
毎月の連絡が待ち遠しいトミヅルです。
今回の萩野さん紹介おすすめワイン&ワイナリー
ル ボワ ダジュール/日本/茨城県つくば市
「モン プティ ブラン Lot1 2022」
「モン プティ ルージュ Lot.1 2021 」
「モン プティ ルージュLot.2 2021 」
「巨峰の可能性に挑む!2年目のリリース」
昨年、巨峰ですごいワインを造る人がいる!と話題になった、
茨城県つくば市「ル ボワダジュール」の青木誠さんが、
2年目のワインでさらに進化!!
非常に天候に恵まれた2022年は、私も収穫に参加しましたが、
病果も少なく、健全に熟したブドウから素晴らしいワインに仕上がっています。
le bois d’azurより
今季リリースのワインについて
今回は、2022 年ヴィンテージのワイン、
3キュヴェをリリースいたします。2022年は、
とても雨が少なく乾燥した年であったため、
病果も少なく、熟度のあるブドウが収穫できました。
そのため、
2021 年とは少し違った雰囲気のワインを楽しんでいただけると思います。
巨峰は、9月上旬から収穫を開始し、
2021 年ヴィンテージと比べると半月から一か月ほど収穫を待つことができたため、
巨峰の果実味を残しつつも、しっかりと骨格のあるワインに仕上がりました。
収穫の終盤である 9 月下旬に収穫したブドウは、
梗までとても良い状態であったため、全房発酵を行いました。
そのため、巨峰は除梗したものと全房発酵のもの、
ロット違いで 2種類のリリースです。
ヒムロッドは、
2021 年は晩腐病で壊滅的でしたが、2022 年は豊作の年でした。
雨が少なかったことに加え、
2022 年から笠掛けを実施したことで病気を防げたのではないかと思います。
ブドウの質としても、
1 カ月ほどまとまった雨がない状況下で収穫を迎えたため、
とても凝縮感のある良質なブドウが収穫できました。
2021 年に引き続きマセラシオンと新たに
ダイレクトプレスの 2 通りの方法で醸造を行いました。
今回はダイレクトプレスのキュヴェをリリースいたします。
● モン プティ ルージュ Lot.1 2022 ● mon petit rouge Lot.1 2022 ●
● ル ボワ ダジュール / le bois d’azur ●
名称:モン プティ ルージュ Lot.1 2022
種類:赤
生産者:青木 誠氏、青木 あずさ氏
産地:日本 /茨城県つくば市
原料:巨峰 100%
アルコール度数:11.0%
酸化防止剤(SO2):無添加
酵母:天然酵母
容量:750ml
<ル ボワ ダジュールからのコメント>
抜栓直後から巨峰本来の果実の香りを感じてもらえると思います。口に含むと溢れる果実味、酸味、旨味の絶妙なバランスがこのワインの特徴だと感じています。抜栓 2 日目からさらに香りが開き、 フランボワーズの香りに加え、 旨味を感じさせる昆布のような香りも感じられます。 味わいも厚みが増し、 心地の良い酸味とともに口いっぱいに果実味が広がります。 少し冷やしめの温度からはじめ、 温度が上がってくる際の香りの変化も楽しんでいただけると嬉しいです。 飲み頃としては、今飲んでいただいても良いですし、 5~6年寝かせると、さらに進化した表情を見せてくれるのではないかと思います。
品種:巨峰(つくば市産)100%・自家栽培
収穫時期:2022 年 9 月上旬
発酵:全て除梗し果皮と共に天然酵母で 3 週間マセラシオン、清澄・濾過作業なし
熟成:228ℓの古樽で 10 ヶ月、ステンレスタンクで 3 ヶ月、亜硫酸:添加なし、
瓶詰め:2023 年 11 月 9 日
<萩野さんのコメント>
25年以上続くブドウ農家である青木さんが栽培した巨峰から造られる、繊細でチャーミングで、ブドウを噛んでいるようなピュアな味わいが楽しめる赤ワイン。優しい味わいながら、健全に熟したブドウがしっかりと感じられ、ドライで酸も余韻もしっかりとしています。「Lot.1」は228リットルの小さい樽で10か月熟成させていて、甘めの香りと果実味が生き生きとした印象。料理はドライなロゼワインに合わせるようなイメージで、スモークサーモンや生ハムなどがピッタリかなと思います。
このワインの販売は、ごく少量なため、一般販売はしておりません。
常連様のみのご案内となります事を、ご理解ください。
● モン プティ ルージュ Lot.2 2022 ● mon petit rouge Lot.2 2022 ●
● ル ボワ ダジュール / le bois d’azur ●
名称:モン プティ ルージュ Lot.2 2022
種類:赤
生産者:青木 誠氏、青木 あずさ氏
産地:日本 /茨城県つくば市
原料:巨峰 100%
アルコール度数:12.0%
酸化防止剤(SO2):無添加
酵母:天然酵母
容量:750ml
<ル ボワ ダジュールからのコメント>
抜栓直後は、 フランボワーズやアセロラのような赤系果実の香りが主体です。 味わいは、酸味と後味ビターチョコレートのような程よい苦みが特徴的です。 2 日目以降、 赤系果実の香りさらに広がり、味わいも果実味と酸のバランスが良くフレッシュ感を楽しめるワインに仕上がっています。可能でしたら 3~5 年熟成させるとよりバランスも良くなり、まるで果実をかじったかのようなジューシーな味わいのワインに変化していくのではないかと思います。
品種:巨峰(つくば市産)100%・自家栽培
収穫時期:2022 年 9 月下旬
発酵:全房のまま天然酵母で 3 週間マセラシオン、清澄・濾過作業なし
熟成:450ℓの古樽で 10 ヶ月、ステンレスタンクで 3 ヶ月、亜硫酸:添加なし、
瓶詰め:2023 年 11 月 10 日
<萩野さんのコメント>
「Lot.1」と「Lot.2」は醸造までは同じですが、こちらは小樽の倍の大きさの450リットルの樽で10か月熟成させています。上品で優しい口当たりと、果実味と酸味が絶妙にバランスの取れた繊細な味わいは「lot.1」と同じですが、香りも味わいもしっとりと落ち着いていて、ずーっと飲んでいられそうな安心感がすごくあります。基本的にフレッシュなワインですが、只者ではないポテンシャルを感じるので、本当は3年くらい熟成させて飲みたいワインです。料理は鴨肉の燻製や魚介のスープ、醤油や出汁を使った和の前菜も色々試してみたくなります。
このワインの販売は、ごく少量なため、一般販売はしておりません。
常連様のみのご案内となります事を、ご理解ください。
● モン プティ ブラン Lot.1 2022 ● Mon petit blanc Lot. 1 2022 ●
● ル ボワ ダジュール / le bois d’azur ●
名称:ン プティ ブラン Lot.1 2022
種類:白
生産者:青木 誠氏、青木 あずさ氏
産地:日本 /茨城県つくば市
原料:ヒムロッド(つくば市産)100%
アルコール度数:11.0%
酸化防止剤(SO2):無添加
酵母:天然酵母
容量:750ml
<ル ボワ ダジュールからのコメント>
現在、 樽出し直後のため、 ステンレスタンクで落ち着かせている状況です。 香りは、花梨や金柑のような果実と、 ベッコウ飴の甘い香りの中間にあるような雰囲気です。 口に含んだ時の一気に押し寄せる旨味とキリっとした酸が余韻の心地よさを後押ししてくれているような印象です。 時間をかけて飲むと、 蜜のような香りも加わり、複雑さを感じます。 飲み頃としては、今飲んでいただいても美味しく飲めますし、5~6 年熟成させると、さらに厚みと複雑味のあるワインに変化するのではないかと感じています。
品種:ヒムロッド(つくば市産)100%・自家栽培
収穫時期:2022 年 8 月上旬
発酵:ダイレクトプレス後、軽く澱引きし天然発酵で樽発酵、清澄・濾過作業なし
熟成:228ℓの古樽で 15 カ月間熟成
亜硫酸:添加なし
瓶詰め:2024 年 2月
<萩野さんのコメント>
ワイン用としては滅多に聞くことのない、ヒムロッドという生食用品種のブドウから造られる、未知のポテンシャルを秘めた白ワイン。ブドウの特徴としては生育と収穫時期が早く、生き生きとした酸味が魅力的なのですが、それにも増して凝縮感と味わいの濃さと深さ、そして樽熟成にも耐えうる強さは、あまり聞いたこともない食用品種から造られているとは。信じられないほどです。小樽熟成による木のニュアンスはほとんどありませんが、複雑さと長期熟成にも向きそうな酒質の強さを感じます。料理はアクアパッツァやボンゴレのパスタなどで、ドライトマトを使ったイタリア料理によく合うのでお試しください!
このワインの販売は、ごく少量なため、一般販売はしておりません。
常連様のみのご案内となります事を、ご理解ください。
今回のヴィンテージは、熟成期間をしっかり取り、どのキュヴェもとても味わいの乗ったワインに仕上がりました。また 2022 年という年の個性も非常に表れているのではないかと感じています。1つ心配事を言いますと、瓶詰から出荷までの期間が非常に短いことです。とても心苦しいお願いですが、可能でしたら到着後、 しっかり休ませてからの抜栓をお願いいたします。
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