仏コルシカ島、ナチュラルさに満ち溢れたワインたち!

 

 

ワインに興味を持ち始めたときから、絶対に行ってみたかった場所。フランスの南島、地中海に浮かぶ自然豊かな楽園。コルシカ島。イル・ド・ボルテ(美しき島)と呼ばれ、素晴らしい自然に満ち溢れでいる。

 

 

 

 

 

 

豊富な日照、年間通して様々な方向から強い潮風が吹く、乾燥した気候。この自然環境ならではのナチュラルなブドウが造られている。ワイン醸造も、ナチュールで、島固有のブドウ品種から生まれる独特の旨味あるワインが多い。

 

 

その中でも、最近、最も興味を持ち始め、どうしても紹介したいワインがあります。この2つの生産者のワインは、非常にレベルが高く、コルシカ島だけにしか感じとれない美味しさがある。

 

 

 

面白いことに、この2つのワイナリーは、コルシカ島の北部と最南部。

 

 

 

 

 

 

この違いも感じとってもらえれば、かなり面白いことが分かる。

 

 

 

 

 

 

離れ島と言うこともあり、日本で手に入れた時には、若干割高と感じるかも知れませんが、ワインファンには、経験のひとつとして、楽しみ方や味覚の幅をつくってほしいので、是非飲んでもらいたいと思います。本当に美味しいです。

 

 

 

 

コルシカ島のワインを最も詳しく知りたい方は、ワインナートのバックナンバーno.98を取り寄せてみてください。特集になっていて、面白いこと、いっぱい書いてますから!

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは、一つ目の生産者。

 

 

醸造学の知り尽くしたプロが造るコルスの北西部で有名なワイナリー

 

アンクロ・デ・ザンジュ  / Enclos des Anges ●

 

 

 

アイルランド出身のリチャード・スパーと奥さんのマルジョリーが、2007年に立ち上げたワイナリー。

 

 

 

 

 

 

リチャード・スパーは、醸造コンサルタントとして、南仏やイタリア、スペインなどで活躍。彼女は、農業学校で醸造学を教えていた生徒である。2人ともに、醸造学を極めた専門家。

 

 

 

彼らが造るワインは、雑味がなく、コルス土壌のテロワールを知り尽くし、しっかりと表現している。土壌は風化して砂状の花崗岩、だから、ストラクチャーは強くないが、表現豊かなワインになる。朝晩の温度差で、しっかりと酸が感じられ、フレッシュさも持つワインに。

 

 

 

 

 

マルジョリーは、「醸造額は料理」。タンクは大鍋、ブドウや蔵に住み着いた酵母が外敵と戦ってワインに香が生まれると。この2人が造るワインの魅力を感じてください。

 

 

 

では、ワインの紹介!

 

 

● アンクロ・デ・ザンジュ・ルージュ2017 ● Enclos des Anges Rouge 2017

● アンクロ・デ・ザンジュ  / Enclos des Anges ●

 

 

名称: アンクロ・デ・ザンジュ・ルージュ2017

種類:赤

生産者:アンクロ・デ・ザンジュ( リチャード&マルジョリー・スパー)

醸造地:フランス /コルス島(カルヴィ)

原料:エルニッチョ50%、シラー30%、グルナッシュ20%

アルコール度数:14.0%

酸化防止剤(SO2):68mg/L

容量:750ml

通常価格:5,450円(税抜)

 

アンクロ・デ・ザンジュのトップキュベです。年間11000本を生産しています。収穫後一部の果梗を 取り除き、4-5日間コールドマセラシオンしてから、常温に戻し、24-28度で発酵を行います。そして毎 日pigeage(櫂つき)しながら、4-8週間でマセラシオンを続行します。圧搾後、コンクリートタンクで 26ヶ月間澱の上で熟成します。深いガーネット色で複雑性と凝縮のある香りを持ちます。チェリーのよ うな赤果実、マキ(コルシカ島の灌木密生地帯)のヒントそしてミントとリコリスのようなスパイスも 感じられます。少し経ってから、スミレの香りが現れます。アタックはまろやかでふくよかです。余韻 がとても長く、アロマがうまく調和され、力強いけれどもタンニンはなめらかで、とてもリッチでエレ ガントな赤ワインです。 キノコのソース添えの鶏肉、牛肉のフィレとジビエなどと相性が良いです。 シラーグラスがお勧めです。サービス温度 16-18度。

 

 

 

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続いて、2つ目の生産者は

 

 

 

 

フランス最南端の町で、100年ぶりのテロワールを復活させた家族経営の新ドメーヌ!

 

 

 

●ドメーヌ ズリア Domaine Zuria●

 

 

 

コルシカ島の南、フランス最南の町、ボニファシオ市の高台にあるドメーヌ・ズリア。当主は、クリスチャン・ズリアと奥様のナディーヌ。

 

 

 

 

 

1960年代から姿を消したボニファシオ の石灰岩のテロワールを復活させることを目的に2010年に創設されました。フィロキセラの被害を受けてから、100年程栽培されていなかったテロワールを、ズリアご夫婦と息子3人が数年間かけて切り開き、開墾、耕作、植栽を経てブドウの木を植えて、復活させました。

 

 

 

 

 

 

その海に突出する純粋な石灰岩台地でビオディナミでニエルッチョ、シャカレッロ、カッカレドゥと非常に古い品種ムレコヌなどのコルシカ島の土着品種で8Haを栽培し、赤・ロゼ・白を生産しています。

 

 

 

 

 

 

2016年の初ヴィンテージ以降、石灰と海風の影響がとても強く、シルキー、エレガントでユニークなワインで名を揚げました。樹齢が若くても、ワインは繊細で深くて、その結果が素晴らしいです。新しいドメーヌと新しいテロワールの誕生を味わえるのはとても刺激的です!その繊細さと巧妙さと表現の正確さは素晴らしいと言えます。

 

 

 

 

 

 

では、このワイナリーの顔になる赤ワインをご紹介していきます。

 

 

 

● ドメーヌ ズリア・イニシャル・ルージュ2018 ● Domaine Zuria  Initiale Rouge 2018

● ドメーヌ ズリア  / Domaine Zuria ●

 

 

名称: ドメーヌ ズリア・イニシャル・ルージュ2018

種類:赤

生産者:ドメーヌ ズリア(クリスチャン&ナディーヌ・ズリア)

醸造地:フランス /コルス島(ボニファシオ)

原料:シャカレッロ100%

アルコール度数:14.0%

酸化防止剤(SO2):28mg/L

容量:750ml

通常価格:8,300円(税抜)

 

手で摘まれたシャカレッロの果梗を全部取り除き、大型のステンレスタンクでマセラシオンを行います。その後、40%木樽で60%ステンレスタンクで15ヶ月間熟成します。ガーネット色で、木イチゴとラズベリーの香りが一番感じとれますが、ブラックペッパーとヴェルヴェットの様なタンニンがこのワインに素晴らしさを与え持ち、ミネラルと赤い果実が余韻で続きます。時間の経過とともにジャムの様なまろやかな果実味が楽しめる。このシャカレッロの良さが滲み出るこの赤ワインは、非常にエレガントでとても優れたコルシカとを代表できるワインと言えるでしょう!黒オリーブのタペナード添えの鴨ロースなどジビエ料理と鯖のスモックサ ンドなどの燻製料理と相性がとても良いです。 サービス温度 16-18度。

 

 

 

 

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下記にも、おすすめのナチュラルワイン・自然派ワインを随時紹介してますので、よろしければご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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