リピートしたくなるか、ならないか!リピートしたくなる、そんなワイン!
R1年8月からシリーズ化しました『アトリエオッペ萩野氏とのコラボ企画!R2年9月のオススメワイン!』第14回。
アトリエオッぺ萩野浩之さんについては、下記写真をご覧下さい。
どのインポーターで、どのワインが紹介されるのか、毎月の連絡が待ち遠しいトミヅルです。
今回の萩野浩之さん紹介ワインは、スロバキアの小カルパチア地方のスロボドネ ヴィナルストヴォが、造ったオレンジワイン「オランジスタ 2018」です。
さて、ここからは、萩野さんの推薦文です。
東ヨーロッパ諸国の中で、オーストリアの東側に位置するスロバキア。
ワイン産地として日本ではあまり馴染みがありませんが、2000年以上のワイン造りの歴史があり、南に位置するハンガリーと同じ「トカイ」の極甘口ワインをはじめ、辛口のスパークリングや白、赤ワインもかなり生産されていて、近頃は自然派生産者も登場しています。
輸入元のラヴニールさんは、フランスとスペインの自然派ワインを輸入しているのですが、この造り手のワインとの衝撃的な出会いによって、スロバキアのワインを扱うことを決意しました。
ブドウ品種やワインのタイプとしては、ドイツやオーストリアに近いですが、非常に健全なブドウを感じさせる、ピュアでクリーンな味わいに、オリからくる旨味をしっかりと感じられる、魅力的なワインです。
この『オランジスタ』は、白ブドウを皮ごと天然酵母で発酵させる、「オレンジワイン」とも呼ばれる白ワインですが、色は濁りのある明るいオレンジ色で、爽やかな柑橘の香りと、いい感じの渋みと苦みがあり、凝縮された酸味は非常に食欲を誘います。
とても軽やかな飲み口ですので、シチュエーションを選ばず、サラダや前菜、チーズなどと一緒に楽しんだり、繊細な和食や濃厚な中華、あとエスニックなどのスパイシーな料理にもよく合う、幅広い使い方のできるワインです。
まずは“スロバキア”の場所を地図で確認して、イメージを膨らませながら飲んでいただきたいです。
生産者の紹介です。
スロボドネ・ヴィナルストヴォ
ワインの紹介です。
名称: オランジスタ 2018
種類:白(オレンジ)
生産者:スロボドネ ヴィナルストヴォ
醸造地:スロバキア/小カルパチア地方
原料:ピノグリ100%
アルコール度数:13.0%
酸化防止剤(SO2):23mg/L
容量:750ml
通常価格:3,900円(税抜)
粘土質石灰土壌のぶどうを90%除梗破砕し、1日3回ルモンタージュしながら7日間醸し。圧搾後、樽と同じように空気を通す卵型プラスチックタンクFlextankにて自然に対流しながら10か月熟成。ろ過せず、瓶詰め時のみ亜硫酸20g/L加え瓶詰め。濁ったオレンジ色。オレンジカルピスの風味豊かで、梅の様なしっかりした酸が深い旨味を醸し出している。