なんてコスパな、ナチュラルな、スペインワインなんだろ!
2000円台で、タンニンがあり、ボリューミーな、複雑さのある、この味わいは、中々出会えたことがない。
オレンジを濃縮した果実味を感じる赤ワイン。
酸味もキチンとあり、アルコールも感じ、複雑味が味わい。
非常に飲みごたえもありながら、ナチュラルな液体。これで、酸化防止剤無添加と言う、素晴らしい赤ワイン。
最近のスペインナチュラルワインは、はかりしれないレベルにあると思います。
それでは、生産者の紹介です!
ロス・フライレス〜Los Frailes〜 スペイン・バレンシア
アーモンドやオリーブ、レモンが豊かに木々に実り、パエリアに使われる米の畑が雄大に広がるバレンシアの地に、162ヘクタールの自社畑を構えるベラスケス家による家族経営のボデガです。
この地に は16世紀から18世紀にかけてイエズス会の修道士が住んでおりブドウ栽培とワイン造りを行っていましたが、1767年、スペイン国王カルロス三世の統治下で起きた「エスキラーチェの乱」を契機に彼らは土地と財産を没収され、この地を追放されました。
そのすぐ後の1771年に、競売にかけられていたこの土地をベラスケス家の先祖が購入し、新たにボデガを創業しました。その後250年に渡り彼らは土地を守り、ボデガの伝統を受け継ぎながら発展を遂げ、現在では13代目が跡を継いでいます。
彼らは「ワインは、土壌、気候、歴史の全てを反映する」という信念の基に、それらを生かすべく自社 畑のブドウのみを使って元詰のワイン造りを行っています。
スペインにおいて先駆的といえる2002年にオーガニック栽培の認定を受けており、土壌へ最大の敬意を払い、末代まで維持できる自然環境を 整え、土壌と気候の調査を入念に行い続けてきました。
そしてさらに2019年から、「進化しながら生き続ける畑」を目指すために本格的にビオディナミに舵を切っています。 このような確固たる哲学に基づいて造られるワインは、個性的で唯一無二の存在であると高く評価されており、「ワイン・アドヴォケイト」や、スペインで最も有名なワインガイド誌「GUIA PENIN/ギア・ぺニ ン」で常に高得点を取得し、全世界から注目を浴びています。
数世紀前から修道士らによって行われてきた伝統的なワイン造りを模範としたうえで、先祖から代々受け継いできた方法をうまく融合させて醸造 を行います。醸造はすべてコンクリートタンクを用い、醸造中はできるだけ人的介入を控え、SO2は一切添加しません。 どうぞ、今後この造り手にご期待ください!
それでは、ワインの紹介!
● ロス・フライレス・ナトゥレル 2019 ● Los Frailes Naturel 2019 ●
●ロス・フライレス / Los Frailes ●
種類:赤
生産者:ロス・フライレス
醸造地:スペイン /バレンシア
原料:ガルナッチャ40% 、シラー 40% 、モナストレル20%
アルコール度数:14.0%
酸化防止剤(SO2):無添加
容量:750ml
通常価格:2,400円(税抜)
タンクから試飲しているかのようにフレッシュで果実味が瑞々しく、心地よい酸と細かなタンニン、 そしてアルコールのボリューム感とのバランスが非常に良く、ドライで長い余韻が続きます。 この「ロス・フライレス ナトゥレル 2019」は、ビオディナミで丁寧に育まれた、ガルナッチャ・シラー・モナストレルのブレンドワイン。凝縮したボリューミーな果実味をフレッシュな酸がリフトアップした、飲みごたえがありながらも疲れない口当たりです。寒くなってきたこの時期にピッタリな、体にじんわり染み込むようなワインを是非お試しください♪
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よろしければご覧ください。