新井順子〜Vinifie Par Junko〜ボージョレ・ヌーボーレポート2018年9月11日

新井順子〜Vinifie Par Junko〜ボージョレ・ヌーボーレポート2018年9月11日

 

新井順子〜Vinifie Par Junko〜、ボージョレ・ヌーボー2018レポート

 

 

*最後にボージョレ・ヌーボーの超お得な先行予約情報がございますので、最後までご覧ください!

2017 年のボジョレーは春先に霜の被害、6月に雹と大変な年でした。2018 年はお陰様でそういう問題がなく、

天候にも恵まれ、結果質も収量も良い年となりました。


私のヌーボーは98日(土)に収穫開始、普通収穫者は基本的には土日は働きませんが、葡萄の糖度の関係で

お願いしました。毎年お手伝い下さるポーランドの方々は、土日でも嫌な顔ひとつ見せず明るく引き受けて

下さいました。まずは赤のヌーボー、Le Pont du Diableのガメイから収穫が始まりました。

今年は記念すべき10年目、私にはけじめのビンテージです。そういう年にこれだけ良い天候に恵まれたのは

神様の贈り物のような気がします。この「悪魔の橋」という名前の畑は急斜面の坂になっており、収穫がとても大変です。

 

ガメイの収穫風景

しかし、その為、綺麗な酸味が残るのです。春と収穫後の秋の2回に羊を200匹も放して雑草を食べて貰います。

無農薬の畑は雑草が大変ですが、葡萄がない季節だけ羊さん達にお手伝いをして貰えます。

そうやって大切に管理してきました。10 年この同じ畑で作っていると、葡萄達は10 歳古くなり、

味わいは年々深くなります。が、収量はどうしても減ってしまいます。今年は色んな思いで収穫をさせて貰いました。その葡萄は今、40lhの大きな開放桶で寝ております。

 

翌日 9 日(日)はシャルドネの収穫です。去年は2つの畑を収穫しました。

今年はラッキーな事に同じ Beaujolais un Quancie 村のシモンという無農薬生産者の畑のシャルドネの

葡萄を、新しく買う事が出来たのです。

ガメイが ほとんどのボジョレーで質の良いシャルドネを見つけるはとても 大変です。

お陰様でそのシャルドネ白ヌーボーは去年より注文が 増え、同時にシモンと正式に契約し、

来年も買う事が出来ます。本当に有難いです。シモンはまだ若い生産者、一昨年迄、南仏の

無農薬生産者の所で2年修業し 2017 年に実家に戻りました。お 父様はワイン生産者ですが、

慣行農業です。去年からシモンが戻り、お父様の畑を全部無農薬に切り替えました。

まだ3年経過していないので正式な認証はありませんが、素晴らしい管理の畑で す。

シモン自身、南仏で赤のナチュラルワインをしっかり勉強して来ましたので、彼のワイナリー

のガメイを 100%ナチュラルワインに切り替えました。でも白までは手が回らないので、シャル

ドネだけは我々に売ってくれることになったのです。その葡萄の素晴らしい事。まだ樹齢の若 い

Joubert さんのシャルドネより、葡萄そのものの味は濃いのです。

 

収穫したシャルドネと新井順子氏

今年はその葡萄が加わった分、味わいが向上しました。朝は涼しいので、シャルドネの収穫は

午前中だけです。去 年と同じなら、午前中で終わりますが、今年はシモンの畑 のシャルドネも買うので、

午前中では間に合いません。ですので、彼の収穫者にも助けて貰い、我々は30人で

Joubertさんの畑、そしてシモン達は15名で彼の畑と グループを分け、大人数で一気に収穫。

そしてそれを一気にプレスしました。温度の低い状態で良い収穫が出来、本当に今年は満足です。

今年の白を飲めばそれは直ぐにわかります。

赤は畑が沢山あるので、足りなくなる事は稀です。しかし白の収量は畑が限られているのと、

絞ってからでないと生産量が確定できないので、毎年実は白に関してはハラハラなのです。

しかしお陰様で予定のジュースが絞りあがり、それを今、大きな木のフードルで発酵してあります。

今年も予定通り、ペティヤンにしますので、10 ~2週間後に瓶詰めしますが、発酵速度によって予定が

変わります。しかしジュースはもう絞れて試飲しておりますので 2017 年よりステップアップした味わいになります。

が、ガス圧はもう少し抑える予定です。去年はちょいと勢いが良かったので、今年は去年より弱いガスにしますね。

99日(日)午後と10日(月)午前はロゼのガメイの収穫です。 赤のヌーボーは坂の畑で複雑な味わいの葡萄ですが、

このロゼは平らな畑で、葡萄の実も大きいので味わいはジューシーで果実香が強いです。

また Le pont du Diable に比べジュースが沢山取れます。味わいは優しくタンニンも少ないのでロゼに向きます。

ここの土壌の関係で、赤より遅い収穫でも酸味が残るのです。ですので、丁度ペティヤンに向いているガメイなのです。

ポーランド人の収穫者は収穫に慣れているので、このロゼの収穫もあっという間に終わり、直ぐにプレスです。

そして足りない分だけ、翌日プロの収穫者でなく、我々スタッフだけの小さな収穫をしました。

<ショベール氏と収穫者の皆様>
ポーランドの収穫者達は若者ばかりで平均年齢が 30 歳 くらいですが、我々スタッフだけの叔父さんのグループは、皆引退したマルセルのお友達なの で、ぐっと平均年齢が上がります(笑)

その追加分の畑は醸造所の前にあり 2016年に植えた赤ちゃんの畑。去年はほとんど実がなりませんでしたが、

今年はそれなりに実がなったので、頼もしいです。葡萄の成長の早さに驚かされますね。

今年もお陰様で何とか無事に収穫が終わりました。今の段階では去年より質が良いと思われま す。

しかしワイン造りはこれから出す。第一弾はOKですが、この後注意深く見守っていかないといけません。

まだまだ緊張が続きます。

ポーランドから収穫に参加した皆さん

 

後日、この収穫レポートに続き、醸造レポートをアップしますのでお楽しみに!

さて、肝心の新井順子さんのボージョレ・ヌーボーご案内です。

 

<新井順子 / ボージョレー・ヌーヴォー2018ご紹介>

 

 

 

*赤 ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーボー ルポンデュディアーブル2018 3,400円(税抜)

 

 

 

 

 

11/7までの先行割引で、3,400円(税抜)が3,060円(税抜)。

 

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ロゼ泡(ロゼペティアン)

 

11/7までの先行割引で、3,500円(税抜)が3,150円(税抜)。

 

 

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白泡(シャルドネ ペティアン)

シャルドネ ヌーヴォー2018 3,400円

11/7までの先行割引で、3,400円(税抜)が3,060円(税抜)。

10/31までの期間限定。

 

 

 

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