FAQ:酸化防止剤無添加ワインなのにバックシールに酸化防止剤添加と書かれているのですが、どういうことですか?

 

 

以前より、色々と質問をいただくことがあったので、その1部をFAQ形式で随時、回答致します。

 

 

Q:

 

「酸化防止剤無添加ワインなのにバックシールに酸化防止剤添加と書かれているのですが、どういうことですか?」

 

 

A:

 

私たち北摂ワインズは、ナチュラルワイン専門店で、ワインインポーターに、酸化防止剤の量を、逐一、確認して仕入れております。

 

バックシールには、酸化防止剤と記載されておりますが、ワインを輸入しているワインインポーターは、酸化防止剤を含んだワインと、酸化防止剤無添加のワインの両方を輸入しており、バックシールには、添加されたワインと無添加ワインの両方に、その酸化防止剤添加と書かれたバックシールが貼られています。

 

 

実際に一つのワインをモデルに具体的に解説していきます。

 

 

<スペインワインのシン ウイ・ダ・リェブレ2019の場合>

 

 

弊社サイトの表記は

 

 

 

 

実際のバックラベルははこんな感じです。

 

 

 

 

 

 

確かに記載されてますが、、、。

 

 

 

インポーターのワイン資料は下記のように、SO2無添加と明記。これを参考にして、仕入れを検討し、サイトにも表記します。

 

 

 

 

 

なぜ、誤解を招くのか?

 

 

それは、バックシールを使い分けされてないのが原因です。具体的に説明すると、通常インポーターは、添加ワインが、輸入されているワイン全大量の大半を占め、無添加のワインが極少量な為、それだけのために新たなバックシールを作ってなのがほとんどです。

 

 

インポーターにとっては、ほんの数種類の無添加ワインの為だけに、新たなバックシールを作って、個別作業をして貼る事になると、考えられないほど、膨大なコストがかかるとお聞きしました。。と言う事は、酸化防止剤無添加のワイン価格に反映されて、割高になりかねないのです。

 

 

この現状にご理解をいただければありがたいことです。

 

 

ワインを購入する際、購入した後、もし不安や疑問をお持ちであれば、バックシールに記載されたインポーターのHPや、他のワインショップに記載されている情報、または直接問合せ、ワイン生産者のHP等を納得いくまで調べてみてください。Googleだと翻訳機能が働くので簡単に調べることができます。

 

 

酸化防止剤無添加と弊社サイトで表記しているワインは、バックシールで記載されていても、自信を持って提供させて頂いていますので、ご安心ください。

 

ご理解の上、ナチュラルワインを楽しんでいただければ幸いです。

 

 

酸化防止剤について、さらに詳しくは下記のリンクをご覧ください。

ワインにおける酸化防止剤について

 

 

今後ともよろしくお願いします。

 

 

北摂ワインズ 冨鶴 高

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