パッと見、見たことあるラベルだな~と、考えていたら。ある時、お客様から、箕面ビールのラベルにそっくりですねと言われた。なるほど!なるほど!そして、その話を箕面ビールの有田さんにしたら、早速購入いただいた。なんか、コーナーのワインが身近に感じたらしい。お気にいりになるワインとの出会いって、タイミングとインパクトって大事かもしれないですね!
お味はと言うと、オレンジワインスタイルで、造っているらしく、だけど、そこまでコテコテした飲みにくい感じのオレンジワインではなく、興味がある方には、入門編として良いかと思います。爽快で爽やかな仕上がり、けどオレンジワインスタイルに仕上げてるだけあって、コクがあるヴェルメンティーノって感じ。
イタリアのガチガチなヴェルメンティーノとは違った柔らかな果物のようなヴェルメンティーノ。
では、ワイナリーを紹介していきます。
南オーストラリアのクレアヴァレーにあるコーナーワイン(Koerner Wine)
2014年から、デーモンとジョナサン兄弟で、両親が38年間続けてきたクレアヴァレーとウオーターヴェイルの葡萄畑を引き継ぎ、国内外でのワイン造りに関する経験を活かして、自社畑のリースリングやヴェルメンティーノなどを使ってワイン造り始めました。スタイルは、ナチュラルワイン造り。「全てのクオリティは畑から生まれる」をコンセプトに、天然酵母での発酵、最小限の酸化防止剤の添加、清澄およびフィルタリングを一切しない。人為的な介入を出来るだけ避けたワイン造りを心がけています。彼らが造る旨味に満ち溢れたワインは、近年、オーストラリア国内でワインファンを魅了してます。
デーモンとジョナサン兄弟のワインスタイル
彼ら二人は、飲んで楽しいスタイルをワイン造りに反映しています。軽くて新鮮で食感があり、飲みやすさを念頭に置いてます。私たちの赤は、明るく、活気に満ちていて、果実味、酸味とフェノールが素晴らしいバランスで、若いヴィンテージでも楽しむことができます。 白は、口当たり、構造、質感を見せながら、芳香性と果実を引き出しています。
では、コーナー兄弟が作るオレンジスタイルのワインを紹介していきましょう!
ピガート 17 Pigato
ワイン名: ピガート17 (Pigato 17 )
種類:白(スティル・オレンジワイン)
生産者:コーナーワイン
産地:南オーストラリア、クレアヴァレー
品種:ヴェルメンティーノ100%
AL:11.6%
SO2(酸化防止剤):19mg/L
価格:3,500円(税抜)
2017「Pigato」ヴェルメンティーノ。11.6%Alc。575ダース生産。ピガートとは、リグーリア語でヴェルメンティーノ。自社畑「Gullyview」北側に位置する区画。このヴェルメンティーノは、10年ほど前に、この品種に最適なテッラロッサ土壌のポケットであるWatervaleの家族用ブドウ園に植えられました。平均樹齢10年、石灰質に 表土が赤みがかった粘土質土壌(テッラロッサ)。全て手摘み、100%除梗。ぶどうは早めに摘み取られ、果実は100%茎抜きされ、オープン発酵槽で平均3週間発酵された後、コンクリートや古いオークに戻します。主醗酵後、ステンレスタ ンクにて4カ月のスキンコンタクト。瓶詰めする前にワインをラックに入れ、ボトリング前に最低限のSO2を添加。ノン フィルター、清澄剤不使用。 独特で、風味がよく、特徴的で、繊細な果物、柑橘類の酸味と重厚な味わい。活気に満ちた長い余韻。コテコテ系のオレンジワインの独特な感じが苦手な人でも飲めると思います。スクリューキャップ。